こんにちは。ハグです。
私は岡山県倉敷市に住んでいます。
2018年7月6日(金)〜7日(土)にかけて倉敷市の至るところで浸水による被害が発生。
特に被害が大きかったのは、倉敷市真備町でした。
我が家からは、車で10分ぐらいのところです。
我が家は、被害はありませんでした。
しかし、たくさんの方々が被害にあいました。
岡山県は、災害の少ない県として私は認識していました。
多分周りの人たちもひどい災害は、起きないだろうと思っていたと思います。
実際に、家の保険等に加入するときには、岡山県は災害が少ないので掛け金が安くなったりするものもあります。
今回は、一時的に避難所に避難して感じたことを、忘れないためにも書いておきたいと思います。
もちろん、はじめてです。
自分がいかに、避難所に避難することを日ごろから意識していなかったことを反省するためにも。
避難所に一時避難するまで
緊急速報が発せられる
7月6日金曜日。
この日は、朝から雨がずっと降っていました。
夕方になるとさらに雨量は増していきました。
毎回テレビで私は、災害の情報を収集しています。
岡山県に警報が出ていてもまだ、自分の中には大丈夫であろうと言う意識しかありませんでした。
なぜか…警報が出ていてもだいたい小降りだったり、晴れていたり・・・
お昼ぐらいから、携帯電話にも緊急速報が鳴り始めます。
避難情報の詳しい事については、こちらのチーさんのブログがわかりやすく記載されています。
本当はいつ頃、どのタイミングで避難したら良いのかわからないままでした。
そして、緊急勧告で
我が家の対象地域が発表された時
我が家は、木造2階建て。
高梁川の堤防が壊れるとしたら、多分この辺りは全滅。
ずっとどうしようと考え悩むより、避難所に行った方が良いのではないかという事に。
ここで問題になったのは、どこの避難所に行くかと言うことです。
どこの避難所に行く?
近くの避難所に挙げられている小学校にするのか、またはショッピングモール駐車場にするのかで迷いました。
以前福岡の地震の時に、車内生活をしている人がエコノミー症候群になった報道を記憶していた私。
車より学校の体育館の方が良いのではないか、と提案しました。
主人は、車ですぐに行けるショッピングモールをおしていましたが、私の意見を優先してくれて小学校へ避難しました。
避難所についてから、他の避難している人に教えてもらったことがあります。
それぞれの避難所のメリット
住んでいる所から言えば、ショッピングモールのほうが近い。
ショッピングモールなら3階以上の駐車場を開放していたので、荷物ごとそのまま車に滞在できる。
もし大量の雨により水が上昇したとしても、車が水につかる可能性が低い。
ペットも一緒に車だと連れていける。
(小学校では、無理だろうと飼っている犬は、悲しいが家に残したままでした)
ショッピングモールなので、いざと言う時、備蓄食料がある。
などなど・・・・とても参考になりました。
もし次回災害として非難するときには
以上のようなことを考慮したうえで避難所はショッピングモールにするだろうと思います。
もちろん、必要ないことを祈ってます。
小学校に避難してきた人は、徒歩で来られた人が多かったです。
また、年老いた人と一緒に歩いてきていたようです。
いずれにしても、自宅から近いことはメリットとなりますね。
私が避難所に持っていたのは・・・・
避難するにあたって用意したもの
- クレジットカード
- お金
- 運転免許証
- 通帳
- 保険証
- 携帯の充電器
- ソックス
- 上着
- お茶(ペットボトル)
- カロリーメイト
- お菓子を少々
- 菓子パン
- バナナ
持っていけばよかったと後で思ったもの
- ブランケット(毛布)
- あれば、寝袋
- ブルーシート・ダンボール(自分の領域を確保し横になれるスペース)
- スリッパ(ソックス)
- 枕(枕になりそうなもの)
- うちわ(センス)
- 歯ブラシ
- タオル
- マスク
- ティッシュペーパー
充電式(手動)ラジオ・カンパン・アイマスクを持参している方もいらっしゃいました。
滞在時間がもっと長くなれば、必要になるものは増えると思います。
また小さなお子さんがいた場合は、もっと必要なものが増えます。
避難所に到着してまもない頃は、まだ人も20人いるかいないかでした。
市の職員の方々が、体育館のマットや市から持参されたシートを、所々に置いてくださって居ました。
また、体育館にある椅子も出してくれていました。
時間が経つにつれて人が多くなり、市が用意した個人記入用紙がなくなったようです。
夜中ので2時ごろには、ざっと数えて300人ぐらいは居たのではないかと思います。
(後から学校の図書館や校舎三階も避難されている人がいたのを知ったので〜〜もっと増えます。)
情報収集
避難所にいて、携帯電話で情報は見ることができました。
でも、自分で探しながらなので、本当にどの情報が正確なのか、また情報が手に入らないと不安になります。
私は、チーさんのツイッター@ktoi_chiで(勝手にみさせてもらい)外の状況を把握する事ができたので、不安がかなり軽減されました。
SNSの情報は、誤報のものもあるので信頼できる人からの情報を入手することが大切ですね。
避難した方
小さなお子さんを持っているお母さんは、ずっと抱っこして歩きながら寝かしたりあやしたりしている様子を見かけました。
たぶん、泣いたりしないように周りの人にきをつかっていたのでしょう。
とても大変です。
小さな子供が、安心してハイハイできるスペースがあったらいいのになぁと感じました。
私が滞在した避難所は、年配の人が近所の人と一緒に来ていた人が多く、お互いにいろいろおしゃべりをして不安な夜を軽減できていたように感じます。
また、一度避難所に来ておりをみて、自宅に帰って必要なものを取りに帰っていた人もいました。
避難所だからと言って、特別な情報があるわけではないので、一時帰宅は、個人の判断でするしかありません。
夜中の2時をすぎると、今まで椅子に腰掛けていた人たちも、とりあえず床の上に寝転んでいました。
床は固いので、柔らかいクッションのようなものがほしくなります。
いびきをかく人ももちろんいました。
これがだんだん長時間となると、多分個別のスペースが欲しくなってくるんではないかと感じました。
体育館で、一斉になる「緊急速報アラート」
もりろん、大切なのですが、ドッキとしてみんなが一斉に携帯を見ていました。
なるたびに、不安にかられました。
小雨になった7月7日の午前5時過ぎに自宅に帰りました。
まとめ
自然災害は、いつやってくるのか本当にわかりません。
自分の判断でどうするかを選択しなければなりません。
一晩の避難所生活ですが、本当に当たり前の日常のありがたみを感じました。
災害が起こる前にできること。
災害が起こった時に、どこに避難すれば良いのか。
用意すべき持ち物は何か。
しっかりと家族で話し合っておくことが大切です。
家にお年寄りの方がいる場合、どうしても今までの経験で大丈夫だと思いがちかもしれません。
我が家には、義父がいます。
実際、避難するにあたって、納得して避難するには少々時間がかかりました。
義父と一緒に家族で災害に対する話し合いが、少なかったのもいけなかったと反省しました。
自治体のホームページを載せておきます。